agenteye-python-sdk)は エージェントスキル です。Claude Code や Codex などのコーディングエージェントが、タスクに合致した際にオンデマンドで読み込む指示ファイルのフォルダです。このスキルは Python SDK の使い方をエージェントに教えるものであり、ライブラリではなく、SDK の動作自体には何も変更を加えません。
計装は書きやすい分、静かに間違えやすい
SDK はシンプルです。イベントメソッドは 13 個、すべてキーワード専用です。コーディングエージェントは Python SDK リファレンスを読めば、もっともらしい計装を 1 分で生成できます。 問題は、この SDK は間違えてもエラーを投げず、誤った計装は正しい計装とまったく同じように見えることです。ダッシュボードを開いて空っぽだと気づくまで分かりません。実際に時間を浪費させるミスはすべて「沈黙」の形をしています。
これらはいずれもエラーを投げません。テストでも検出されません。スキルにはそれぞれのケースが、検出のためのチェックとともにコントラクトとして明記されています。
スキルの動作手順
このスキルは、注意深いエンジニアが行うのと同じ 3 ステップを実行します。- 計画する。 エージェントのループを読み込み、あなたにしか答えられない 2 つの問いを立てます。「1 回の実行とは何か(
session_id)」と「識別可能なアクターは誰か(agent_id)」です。コードを書く前にこれを合意します。後から変更すると履歴が分断され、トレンドが壊れるからです。 - 実装する。 すべての呼び出し箇所に渡すのではなく、1 回の実行につき 1 度だけアイデンティティをバインドし、並行処理に安全な設計を選択します。単純な近道では、並行する 2 つの実行が 1 つのセッションに無言で混入してしまうため、この選択が重要です。
- 検証する。 エージェントを実行し、生成されたイベントファイルを読み込んで、
agent_startが存在するか、環境が正しいか、1 回の実行が 1 つのセッションを生成しているかを確認します。
他のスキルとの関係
3 つのスキルが明確に役割分担しています。
この順番で連携します。このスキルでイベントを流し、Evaluator でスコアリングし、CLI で読み返します。エージェントがセッションを送出するまで、評価するものも読み取るものも存在しないため、ゼロから始めるならここからスタートしてください。
前提条件
- Python 3.10 以上 と計装したいエージェントのコードベース。
- SDK。 パブリックのパッケージインデックスではなく、プライベートの wheel としてお客様に配布されます。入手方法とインストール方法はオンボーディング時にご案内します。スキルはインストールパスを把握しており、見つからない場合は推測せずに確認します。
- それだけ。 ダッシュボードへのログイン、API キー、ネットワーク接続は不要です。SDK が書き込んだイベントファイルを使って検証するため、オフラインで作業を完了し、証明できます。
入手方法
スキルはパブリックのFailproofAI/skills コレクションにあります。
-g を追加するとカレントプロジェクトだけでなくすべてのプロジェクトにインストールされます。シンボリックリンクを使用しない環境では --copy を指定してください。Codex の場合は -a codex を渡してください。
手動インストール
エージェントスキルはSKILL.md と参照ファイルを含むフォルダです。インストーラーを使わない場合は以下の手順で設定できます。
- Claude Code:
agenteye-python-sdk/フォルダを~/.claude/skills/(すべてのプロジェクト)または<your-repo>/.claude/skills/(そのリポジトリのみ)にコピーします。Claude Code は自動的に検出します —/skillsリストで確認するか、それに合致する質問をしてみてください。 - Codex: Codex も同じ
SKILL.mdを読み込みます。同梱のagents/openai.yamlにallow_implicit_invocation: trueが設定されているため、タスクに合致すると自動選択されます。明示的に呼び出す場合は$agenteye-python-sdkを使用してください。
セッションの例
使えるプロンプトの例
- 「エージェントがダッシュボードに表示されないのはなぜ?」 → 段階的に確認します。イベントが書き込まれているか、
agent_startがあるか、環境が正しいか、コレクターが同じ場所を読んでいるか。 - 「すべてが dev 環境として記録される。」 → 環境が一度も設定されていないか、後の呼び出しでリセットされています。
- 「トークントラッキングを追加して。」 → LLM ラッパーを見つけて、モデル、停止理由、使用量を記録します。
- 「サブエージェントも計装して。」 → 1 つのセッション、異なるエージェントラベル、親の下にネスト。
- 「計装のテストを書いて。」 → SDK を一時ディレクトリに向けて、書き込まれたイベントをアサートします。
注意点
検証ステップを省略しないこと。 このスキルが価値を持つのは最後のステップ、つまりエージェントを実行して実際のイベントを読み返すことにあります。計装を書いて終わりにしたエージェントは、作業の簡単な半分しか終えていません。静かに失敗する半分が残っています。 コードの前に名前を決めること。session_id と agent_id は、すべての画面でグルーピングの軸になります。後からリネームすると履歴が分断されます。古い実行は古いラベルのままになり、トレンドが壊れます。スキルが確認しますので、少し時間をかけて答える価値があります。
エージェントがパブリックのインデックスから SDK をインストールしようとしている場合、スキルが読み込まれていません。 SDK はプライベートで配布されています。そのような提案は、コーディングエージェントがスキルに従わずに推測していることを示す確実なサインです。その場で止めて、スキルがインストールされているかを確認してください。
それ以外の影響範囲は小さく、ワーキングディレクトリにコードを書き込み、指定した場所にイベントファイルを書き込むだけです。デプロイから何かを読み取ることも、デプロイに変更を加えることもありません。
次のステップ
- Python SDK: このスキルが自動化する処理の背後にある完全なイベントリファレンス — すべてのイベントタイプとフィールド。
- Sessions: イベントが記録された後、計装によって生成されるもの。
- Evaluator エージェントスキル: 実行が記録されたら次のステップ — スコアリング。
- CLI エージェントスキル: テレメトリの読み返し。

